インテリジェントマイクロチューブ マネージメントシステム

製品概要

インテリジェントマイクロチューブはCoil-on-Chip™ RFIDチップがマイクロチューブの底面に埋め込まれたRFID付マイクロチューブです。ラベルを貼り付ける手間もなく、-80℃での保存においてもデータを保護するのが特長です。

低温保存下での問題点

-80℃のフリーザで保存される検体サンプルの一例として血液や細菌、粉末状のDNA/RNAがあります。これら検体サンプルをフリーザから取り出した際に次のようなトラブルがあります。

低温保存下での問題点とソリューション

システム構成

PC1台と専用リーダ・ライタだけのスタンドアロン構成でマイクロチューブのRFID管理を実現します。なお、システムを構築することによりサーバを使用するネットワークシステムとの連携も可能です。

インテリジェントマイクロチューブのシステム構成

  • リーダ・ライタ
  • 1台(専用アプリケーションソフトウェア付き)

  • インテリジェントマイクロチューブ
  • 容量: 2.0ml/4.0ml
  • 本数: 48本(専用ラック付き)


  • ※PCは付属していません。


製品仕様

  • インテリジェントマイクロチューブ
  • メモリ容量
  • 128Bytes(ユーザエリア:108bytes)
  • チューブ容量
  • 2.0ml/4.0ml
  • 材質
  • PP(ポリプロピレン)
  • ICデータ保持保証温度
  • 2.0ml:-80℃~50℃
  • 4.0ml:-10℃~50℃
      ※今後-80℃保存に対応していく計画です。
  • ICデータ保持期間
  • 5年 ※使用条件により異なります。
インテリジェントマイクロチューブ



  • 専用リーダ・ライタ
  • 通信速度
  • 読み込み(48本):約4~7秒
  • 書き込み(1~8本):約1~7秒
      ※データ量によります。
  • インターフェース
  • USB1.1
  • 電源
  • AC100V~240V
  • 動作保証温度
  • 0℃~40℃(湿度:20%~80%)
  • 対応OS
  • Windows XP / Vista / 7 (32bit)
  • 外形/重量
  • 190mm (D) x 270mm (W) x 169mm (H) / 4.2kg
インテリジェントマイクロチューブ専用リーダ・ライタ



バックアップ対策

万が一のデータ損失に備え、インテリジェントマイクロチューブの側面にRFIDチップの8桁英数字で構成されるユニークIDをレーザ刻印しています。インテリジェントマイクロチューブのデータをPCやサーバにも保存することよりユニークIDからデータを検索し、復旧することができます。また、別途管理用にラベルを貼るなどの手間を軽減します。

インテリジェントマイクロチューブ

アプリケーションソフトウェア

  1. 特長/機能
  1. ラックイメージをそのまま画面に表示することによりラック内のマイクロチューブ位置を把握可能
  2. 48本分のデータを一括して読込可能
  3. ラックイメージ内のマイクロチューブをクリックすることにより該当するライン8本のデータを一覧表示
  4. MicrosoftのExcelイメージでデータ入力ができ、入力済みのマイクロチューブを画面上で把握可能
  5. データをCSVファイルでインポート/エクスポート可能
  6. キーワードによる特定マイクロチューブの位置を検索可能
  7. マイクロチューブデータの初期化時にマイクロチューブIDを任意に設定可能
    ※マイクロチューブIDは連番数値(最大8桁)となります。
    (ポジションA1のマイクロチューブに任意の番号を設定するとF8まで自動的に連番が設定されます)



ソフトウェアイメージ

導入の効果

  • マイクロチューブに貼ったラベルの剥がれ、文字の擦れ、霜や汚れによるバーコード読み取りエラーなどがなく重要な検体サンプルと時間を無駄にしない
    • 新薬開発などに要するコスト軽減と時間の短縮化を実現
  • 検体データを電子データとして保存でき、データ管理業務の高効率化を実現する
    • 5年、10年前のデータの後追いが容易にできる
    • 検体管理を担当者に依存しない
  • マイクロチューブ側面にバックアップ用としてRFIDのユニークIDをレーザー刻印している
    • 万が一のデータ損失の場合でもPCやサーバからデータ復旧することができる
    • 別途ラベルを貼るなどの手間を軽減できる
  • マイクロチューブ単位の検体管理をローカルで実現し、かつ、既存システムとの容易な連携も可能
    • インテリジェントマイクロチューブにデータを保存することができるためネットワーク環境がない研究室等でも検体データを共有することができる
    • データをCSVファイルでインポート/エクスポートすることができる


関連情報

インテリジェントマイクロチューブは弊社のCoil-on-Chip™ RFIDを使用しています。Coil-on-Chip™ RFIDについては、下記をクリックしてください。




  • 仕様は予告なく変更となる場合がございます。
  • Microsoft、Windows、Excelは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標および登録商標です。